実際のところ、主要な登場人物のほとんどを誰が誰だかも把握できないのに何かを発言するというのも不可能であり、火事場ももはや鎮火秒読み段階。
故に、私としては後は焼け跡を眺めつつ感想を漏らすくらいしかないのだが、この事件に言及している発言を読むに、どうにも気になって仕方がないことがある。
なぜそうも自信を持って相手を疑えるのだろうかと。
安穏と外から見ていたという私の立場もあるのだろうが、JSF氏の"誇張した発言(に見えるもの)"に疑問を持つというのはまあわからんでもない。
事件に(JSF氏の説明に)疑いを向けるというのはわからないでもない。
深川署はコミケ会場で神聖マルチ王国の護衛として、私服警官を警戒用に配置しています。現場で進壱さんと接触し、現状の報告などをやり取りしています。襲撃計画が無かったというなら、警察が当日に介入してくる筈がありません。深川署はこれを犯罪相談事案として扱い、実際に動いています。コミケ準備会のスタッフも神聖マルチ王国のブースを頻繁に訪れ、声を掛けています。1日目は東456が厳戒態勢に置かれました。
コミケ襲撃計画に対する警察の介入事実 : 週刊オブイェクト
そして、立証責任だか、悪魔の証明だか。疑いを向けた(たとえば事件はあったんだ。警備はあったんだ。)内容を証明するのは、「ある」と言っているJSF氏側に求めるのはまあ当然のことだろうと思う。
それは後に判明した、new氏の件(J& blog http://new.ciao.jp/: 1日目は館内スタッフとして動いていた私なのですが……。)も物語っている。
全体を把握できない(それは仕方ないことなのだが)以上、知らないことはどうしても出てくるわけで、認知できる範囲外でことが起きてしまえばどうにも「なかった」証明はできなくなる。
故に、「私の知覚する範囲内ではそんな事件はなかった」といわれれば、「あなたの近く範囲外でありました」と言うことが出来るのは、JSF氏をはじめとした事件があるといっている側が行うことが望ましいだろう。
東456が厳戒態勢に置かれたというのなら、当然現場のスタッフにも通知されるはずだけど…。
ところがnewさんの記事に対して、JSFさんからはまったく反応はない。
想像力はベッドルームと路上から - 『アキバデモ実行委員会コミケ襲撃未遂事件(仮)』に関して
この記事のコメント欄でも、inumashさんがJSFさんに対してこの記事をどう思いますか?って書いているのに、JSFさんは完全無視。
ARTIFACT@ハテナ系 - アキハバラ解放デモ実行委員会コミケ襲撃未遂事件についての疑問。JSFさんはコミケスタッフをやっているnewさんの記事に何でコメントしないんだろう
だから、こうしてJSF氏がそれを証明しないということに疑いを持つのもまたわからんでもない。
ここは突っ込みどころだと。そう思うのはわからんでもない。
でもどうしてもわからないことが一つある。
「証明しないのか、証明できないのかははっきりしていない」ということをなぜ彼ら(この"彼ら"はJSF氏に疑いをかけた人物ではなく、JSF氏の言が偽りであると断定した人物であることに注意)は考慮しないのだろうか。
ネットバトルに限らずバトルに置いて相手の弱みをつくぞという目的はわかる。
とてもわかる。
わかるのだが、それが弱みかどうかを証明できていないのになぜそうも強気で突きにいけるのか。そこがわからない。
いや、繰り返すが、私服警官がどうのこうのというようなことをどちらが立証するのかといえばその立証責任はJSF氏にある。そこに疑問をさしはさむ気はない。
だが。
だが、それは義務ではない。「やれない」のではなく「やらない」「やってない」だけなのかもしれない。確かに事件についての立証責任はJSF氏にあるのだろうが、「立証されていないことを突く」という「行為の責任」は当然のごとく疑った――いや、正確には「突いた側」にかかってくる。
そもそも立証責任は傍聴者に向けて果たすものではないし、裁判と違って判決などという〆はないのだから、何時だそうが出さなかろうが構わないのである。
敵の弱みを狙いに言ったつもりで、実は準備万全の敵地に深く引き込まれている最中ではないとどうして「敵」が教えてくれようか。こればっかりは自分の判断で、自己責任でやるしかない。
ソースを出せ、と要求するということは、逆説的にこちらにはそれ(否定)を証明する能力がないと認めることでもある。
相手の証明がないことを理由に突っ込みを入れる場合、きわめて困難な『ないことを証明する』ことがどれほど必要になるのかを覚えておいたほうがいい。
それが困難である以上、一歩引いて信用できないというスタンスを貫くのが安全限界だろう。
その限界を乗り越えて、相手に一歩向かっていって嘘つき呼ばわりするのは危険極まりない。巧くいけばよかったのだが、「自分に立証責任がないから」と安穏と防御も考えず突きに行ってこの様(繰り返すようだが、疑っているだけの段階の人は除く。ついでに言うとこれでJSF氏の勝ちだといってるわけではない。そんな判断が出来るほど詳しくないし)だ。
梯子を外された人達(Artane.氏、kanose氏、カモメのジョナさん、人類皆兄弟) : 週刊オブイェクト
誤りの疑いは、「疑い」であって「誤り」ではないのだ。
モヒカン族とは、敵機撃滅至上主義者ではなく、問題を徹底して突き詰めることを至上とするもの合理主義者のことではなかったか。ソースがないのを問題視するのは当然としても、ソースがないということだけを論拠にして出した"妥協した結論"なんてクソくらえだ。
- 校正
- 間違いを訂正してくれる人を我々は尊敬して評価します。よけいな裏読みをして「人格攻撃している」とは思いません。
他人の間違いは他意なく指摘し、自分の間違いは素直に認める
モヒカン族とは - はてなダイアリー
こういうときにクダを巻いている自分自身にも戒めておかねばならないことだけど。
今更といえば今更だが、今更故にまったくこの件に見覚えのなかった側の視点として事件を見てみよう。
#"今更"経緯を説明するのもなんなので、ご存じない方はまとめサイト及びそのツッコミ、リンク先等等をご確認ください。
簡単なまとめ
(6・30アキハバラ解放デモ主催によるコミケテロ まとめ - トップページ)
ところが【簡単なまとめ】の部分を見ると、少々「?」と思う部分があります。 なので今、俺が理解している範囲で「そこは修正が必要だろう」と思える部分を指摘してみます。
今現在話題沸騰中の「コミケ事件」だけ注目してるとわけ分かんないところもあるだろうと思いますんで、拙文で恐縮ですがこの日記内での関連する言及などまとめてリンクしておきます。
世界の中心で左右をヲチするノケモノ - 本日記内の関連記事ピックアップ
さて、今回の「襲撃事件」――ここは中立性を保つために、襲撃といわず、あえて「今回の事件」と今後呼称するが――今回の事件について、あったのなかったの、とまたもや炎上している模様。まあ、当たり前か。
しかし、何せ"敵味方"ともに事件の存在は"ある程度"認めているんだから、なにからなにまで全部嘘だとSyuu-Chan側が言い出さない限りは、「馬鹿がいた」ことは信じて間違いなかろう。デモ関係者(擁護)側が執拗に否定しているのは「今回の事件」の有無ではなく、今回の事件の脅威度である。
「神聖マルチ王国」の進壱氏が出店予定だったブースの写真を撮影しようとした行為は事実。撮影そのものを実行したかは不明(対象は不在)。
(想像力はベッドルームと路上から - 『アキバデモ実行委員会コミケ襲撃未遂事件(仮)』に関して)実行犯の未成年が「Syuu-Chanに雇われた」という事実は確認できず。状況などから考えるに、デモ運営側の誰かが実行したものと推測する。
(想像力はベッドルームと路上から - 『アキバデモ実行委員会コミケ襲撃未遂事件(仮)』に関して)不穏な発言もあったのかもしれないね。冗談半分かなんかで。
(やまざき(’A`)のボンクラ日記 - 【速報】やっぱ内ゲバだったみたい。)「ゲバ棒持ってコミケに突撃」とかを計画してたわけじゃないと思う
(やまざき(’A`)のボンクラ日記 - 【速報】やっぱ内ゲバだったみたい。)「襲撃」(暴力や恫喝等の破壊工作)に関する具体的な準備/計画、あるいは「それがあった」という証拠は存在していない。
(想像力はベッドルームと路上から - 『アキバデモ実行委員会コミケ襲撃未遂事件(仮)』に関して)
実行犯が存在するということを認めている。ただしそれが Syuu-Chan らによる計画であることは認めていない。(が、事前につながりを疑わせる計画の存在が確認できる以上、外野は何の証明もなしにシロであるとは思わないだろうが。)
また、冗談半分だったと脅威度を軽く見積もったり、「襲撃」の詳細を暴力事件系統に限定してでしか否定していない点から、『事件の存在それそのもの』を否定していないことは容易に読み取れる。
一部"外野"が、「警察の担当者がわからん」「スタッフがわからん」という理由で本当にそんなことがあったのかとごねているが、『敵味方双方』が事件の存在を認めている以上、全くの捏造、全くの事実無根とはいえまい。
決定的な意見の対立は起きた事件に対する『解釈』の温度差でしかない。
『不審な人物が写真撮影に現れた』という事柄は敵味方双方ともに認めている。違うのは、この事態を「襲撃者」「テロ目的」と呼ぶか、「写真撮影」「冗談半分」と呼ぶかというだけだ。
こんなものは、味方には優しい、敵には厳しいという、人間誰しもやってしまうしょうがないことによって容易に引っくり返りかねない。中立的に見る外野からすると、何らかの証拠でもないと判断しようがない。
だが。
だが、そんなことはどうでもいい。
端から見た限りにおいては重要なのはただの一点だ。
「相手の身元を暴こうとする馬鹿がいた」
ネットでもめた相手のブースに行って、相手の身元を突き止め、その後何をしようとしたのか。内容証明を送るだなんだと言われてもそれで"それ以上の悪事を働かない"という証拠にはならない。不正な手段で相手の個人情報を暴いて、裁判にかけるわけでもない、なんの目的なしで内容証明送りつけようという、これはもう嫌がらせか脅し目的以外考えずらい行動を起こしてしまっている。
【単に、適当にヲチして、「こんな奴だったよ~」みたいな感じで盛り上がる予定だったんじゃないかと思うけど。】といわれたところで、この悪事が消えてなくなるわけではないし、無条件に信じるカモもそうはいないだろう。破壊工作でなかったらどうだというのか。吊るし上げして嗤うだけのつもりだったなら何も問題がなくなるのか?
自分を批判する敵が相手だとしても、自分が悪事を働いたらそれでアウトという点を全くもって理解していないんじゃないだろうか。
テロだの左翼だのは「大げさな印象操作」だという意見があるのなら真摯に検証していくべきことだろう。
が、「大げさな印象操作」というイイワケで肉般若(押し掛け厨)がなかったことになると思ったら大きな間違いである。
こういう点が軽視されていると思うし、印象操作というならこれも印象操作だろう。こんな事件はなかったという全否定ならまだしも、こんな事件はまったくたいしたことじゃあないという方向に操作しているのだとすれば、とんでもない話だ。住所バレ、自宅バレの脅威は、コミケ参加者ならばこそ余計によくわかっているはずだ。
その意味で
【何も知らずに解放デモに参加していた人達は、この団体に関係した人物と、今後一切関わらない事をお勧めします】という主張は納得できる提言といえる。「こいつらが左翼過激派だからだ」とかそういう意味合いではない(それを否定も肯定もしないという意味で)。それは彼らが「痛い奴ら」だったからだ。
6・30アキハバラ解放デモ主催によるコミケテロ まとめにおいて、【Q 所詮はオタク同士の揉め事で、いわゆる「合宿所」問題と大差ないんじゃないの?】という問いに【違います】と回答があるが、これが【そうです】だったところで何も変わりはしない。
第三者からすれば「左翼過激派だからだ」「テロ行為だ」でいちいちわざわざダブル役満トリプル役満を狙う必要はない。「押し掛け厨だ」というそれだけで、もはや善良な(楽しくやりたい)人々は、彼ら「痛い奴ら」を切り捨てるべきだろう。わざわざ揉め事の起きるコミュニティで楽しくやろうなんて無意味な反骨精神を抱いてもしょうがあるまい。
こんな問題見せられては、今更どのツラ下げられようとも「ああ。襲撃事件じゃないんだったら今後も安心してお付き合いできますね♪」などと言えるものではない。
2007年08月07日 10:37 548 Syuu-Chan@執筆中
まぁそのやまざきのところに集まっている奴が、コミケの場を混乱させるたくらみを公言しているのをスルーしたり~略~していたりする時点で、スタッフとしては全く論外なんですがね。
世界の中心で左右をヲチするノケモノ - “アキバ解放”ひみつ結社 - 第一のファイル
というその口で、スタッフに偽装してコミケの場を混乱させるたくらみを――クローズド環境だったわけだから「公言」ではないのだろうが、企てている時点で人として論外だ。客観的に物事を把握せず自省能力に欠けている奴はもう一回やる。
繰り返すようだが、彼ら「今回の事件の計画者」が左翼だろうが右翼だろうが創価学会だろうがたいした問題ではない。
本当に重要なのは、「Q.自分の周りから切り捨てるべきですか」「A.YESYESYES OH MY GOD!」というポイントだろう。
そしてこの回答がおそらく正しいことは、「双方」が認めた事実だけで十二分に導き出せているのである。
例え今さら
"検証した結果警察は動かないとわかった"、JSF発言は怪しいぞ、などということがやれたところでJSF氏の評価が落ちることはあっても、彼ら事件の計画者に対する評価が戻るなんて(それこそ卓袱台ごと全部ひっくり返らない限り)ありえないんだから、第三者には大して意味のない話である。
[追記]
ところで。
http://www.kajisoku.com/archives/eid1632.html
あれ?二号(緑)目撃したん?!(笑)
とりあえず、コミケスタッフのありようの一端くらいは理解できるんじゃないでしょうか。オヌヌメ。
当ブログでは、中国株高騰の原因は、日本マネーが中国株を買っているからだ、と、書いてきましたが、それを裏付けるニュースが出てきました(こちらを参照)。
と言う記事を見つけましたので、反論してみましょう。
まず前提として中国株にはいろいろ種類があることを確認しておいてください。
http://www.daiwa.jp/ja/products/fund/ubs_china/index.html
A株、B株、H株の市場規模。それからA株は基本的に中国国内投資家のみ売買可能と言うこと。それから、同一株式でもB株よりA株のほうが割高な傾向であることを抑えておきましょう。
UBS中国株式ファンドは中国国外マネーがA株投資可能な珍しい設定(QFII認定)のため、結構な人気を博したようですが、それでも中国A株への実質投資比率は純資産総額の50%を超えません。
三井住友・ニュー・チャイナ・ファンドにいたってはH株(香港)比率が8割以上です。
事実、QFII認定の投資限度額が今年頭に100億ドル(そろそろ引き上げ予定)。ほぼ1.2兆円です。市場規模からすれば1%に満たないのかな?
当然日本マネーは1%のうちの一部ではあるものの全部ではありません。(http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0302&f=business_0302_010.shtml)
(ちなみに日本上場株式市場の外国人投資家比率は約20%)
市場規模を考えても、A株への投資家制限を考えても、中国A株高騰の主要因は中国マネーでしょう。あくまでも日本マネーはごく一部です。外貨は香港市場のほうに流れているほうが多いんじゃないですかね。(http://www.daiwa.jp/ja/products/fund/ubs_china/index.html)
それから、中国人の株式投資ブームって聞いたことがないですか?(http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/news/20070521/6.html)
もっともこちらも市場規模はそれほど大きくないはずですが、それでも4月には【中国国民の貯蓄額が前月に比べ千六百七十四億元(約二兆六千五百億円)減少。資金の多くが株式市場に流れ込んだとみられ】というニュースもありました。
単純に見れば一ヶ月で日本の2倍の中国マネーが流れ込んでいる可能性があるわけです。こんな単純じゃないでしょうが。
また、機関投資家と違い、個人投資家は短期売買を繰り返す傾向が高いです。
短期売買を繰り返す中国人個人投資家にとって、印紙税率引き上げによる影響は小さなものではなかったでしょう。加熱警戒感が出ているのに買っているのは日本の投資家に限らず、中国人投資家も同じです。
ウハウハできたのが中国人なのか、微妙なところ。(http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0531&f=column_0531_010.shtml)
逆に中長期投資家にとっては、今回の下落はあまり影響ない、調整局面と考えられています。(日本をはじめとした外貨は基本的に中国の経済成長率を見ていますから、中長期保有の傾向が高いです。)
事実、印紙税率引き下げを発端とした調整の中で、A株の下落と逆行して、H株は上昇しています。(http://blog.orix-sec.co.jp/archives/51240527.html)
さらに
>ですが、だからと言って、日本のマネーが回り回って中国に回るのではね。
とありますが、インド株式で設定されたファンドもほぼ同規模です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070605-00000847-reu-bus_all
国内で販売されているインド株ファンドの5月末純資産残高は、前月末比2.4%増の1兆1397億2016万円となった。
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/JAPAN-260608.html?C=S
4月末現在、最も純資産が大きいカテゴリーはインド株ファンドで1兆1135億円。次いで中国株ファンドの1兆0057億円となった。統計をとり始めて以来、07年2月に初めて中国株ファンドがBRICs最大のカテゴリーとなったが、再び3月はインド株ファンドがBRICs最大のファンドカテゴリーに返り咲いた。
1兆1200億円もあるから取り上げるというなら、投資対象国としてインドも同じです。【それを裏付けるニュースが出てきました】とはいえません。あくまでも中国は原因のひとつとしか読めません。
日本は中国以外にも投資していますし、中国へ投資しているのも日本だけではありません。
ですから
>中国株高騰の原因は、日本マネーが中国株を買っているからだ
というのは誤りというか、言いすぎでしょう。
正しくは第一原因として中国の投資ブーム、第二原因として世界的なエマージング市場投資が過熱と見るべきです。
BRICs、VISTA、NEXT11。聞いたことないですか?
世界のマネーは中国人の夢ではなく、新興国の経済成長率を見てるんです。
日本から中国市場への資金流入は第二原因の一角(エマージング市場の一角としての中国)のさらに一部(世界の中の一部の日本)と見るべきですから、ことさら日本の対中投資だけをピックアップする根拠に乏しいといえます。
オウム真理教の坂本弁護士一家殺害事件を出発点に
異端的捏造放送局となり
いまどき 八百長をして 2chにも笑われ
現在に至るも不二家報道で捏造
では続いて TBSの謝罪放送です
・・・・
「視聴者諸君!我々がTBSである!
諸君!この不二家は最悪だ!
品質改善だとか何とか再建だとか、
弊社はそんなことには一切興味がない!
あれこれ改革して視聴率がとれるような、
もはやそんな甘っちょろい段階にはない!
こんな不二家はもう見捨てるしかないんだ、
こんな不二家はもう滅ぼせ!
弊社には、建設的な番組なんか一つもない!
今はただ、スクラップ&スクラップ、不二家をぶち壊すことだ!
諸君!私は諸君を軽蔑している!
このすばらしい報道を!この番組を!
捏造だとか 嘘だと言ってきているのは諸君に他ならないからだ!
正確に言えば、諸君の中の批判者は、弊社の敵だ!
弊社は、諸君の中の盲目的な者に呼びかけている!
盲目的な諸君!今こそ団結し、弊社に都合のいい真実を明らかにしなければならない!
奴ら批判者は言いたい放題だ!
弊社が、いよいよもって金儲けしにくい世の中が作られようとしている!
盲目的な諸君!真実の報道で何かが変わると思ったら大間違いだ!
所詮報道番組なんか、暇つぶしのバラエティ番組に過ぎない!
弊社にとって真実の報道ほど馬鹿馬鹿しいものはない!
視聴率で決めれば、センセーショナルなほうが勝つに決まってるじゃないか!
じゃあどうして報道番組なんて銘打っているのか?
その話は、長くなるから、弊社の番組を見てくれ!
新番組もあるから、どれも見逃さないように!
私は、この国の、弊社に対する迫害にもう我慢ならない!
盲目的な諸君!批判者を説得することなど出来ない!
奴ら批判者は、弊社のすばらしい言い訳に耳を傾けることはない!
奴ら批判者が提出する、こんな下らない放送免許剥奪の署名は、
もはやこっそりシュレッダーにかける以外にない!
総務省の調査なんかいくらやったって無駄だ!
今進められている様々な調査は、
どうせ全部全て国民の税金の無駄遣いじゃないか!
弊社は、そんなものに期待しないし、勿論協力もしない!
弊社はこんな不二家に何も望まない!
弊社に残された選択肢はただ一つ!
こんな不二家はもう滅ぼすことだ!
ぶっちゃけて言えば、廃業を覚悟して不退転で臨んでください!
不二家の諸君!これを機会に、
品質の素晴らしい改善策を、共に進めていこうではないか!
ホームページに、連絡先が書いてあるから、
倒産前でも、倒産してからでもかまわない!
弊社に一本電話を入れてくれ!
勿論、不二家の内部事情を知るものの密告や、
一発逆転で不二家が滅びるタレコミでも構わない。
弊社には、不二家の進退なんか元々全然関係ないんだから!
最後に、一応言っておく!
弊社が放送免許を剥奪されたら、
弊社はビビる!!
社長もビビる!!
TBSに擁護の一声を、
TBSにやけっぱちの応援を!
じゃなきゃテレビなんか見るな、
どうせ報道番組なんか見ても役に立たないんだよ!!」
・・・・
TBSの不二家に対する謝罪報道でした。
フローティングウィンドウ化した Social Bookmark Viewer Ver3.0
前回『ひたすら無題 Ver2.0 “Sleipnir+SeaHorseで全サイトはてブ化”をできるようにした』にて、『Sleipnir+SeaHorseで全サイトはてブ化v3』の不具合訂正を行ったわけですが、調子に乗っていろいろごてごて付け加えてみました。
Social Bookmark Viewer

上記画面ははてなブックマークのトップページを開いたところ。
変更点はこんなところです。
- del.icio.usに対応
- del.icio.us で使用されているタグをタグクラウドで表示
- buzzurlに対応
- livedoor クリップにもこっそり対応
- リンク先を同一ウィンドウに開くが、新しいウィンドウで開くか選択できるようにした
- その他細々と
livedoor クリップは無理やり表示しているので、デフォルトはオフになっています。
簡単に設定変更できるものは頭のほうにコメントつけてますので、適当にいじってください。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 117円で買って | |________| ∧∧ || ( ゚д゚)|| / づΦ
セゾン投信について記事を書こうと思ったけれど、それどころじゃなくなってきたのでまた今度に。 ISMの発表があったと思ったら、NY証券取引所が取引停止措置を発動だそうで?
⇒バージョンアップ版できました。
フローティングウィンドウ化した Social Bookmark Viewer Ver3.0
私は Sleipnir 使いなのですが、最近はてなブックマークを使い始めたので、以下の SeaHorse スクリプトを導入。はてなブックマークの情報がページの下に出てくる。
kaz::hatena - Sleipnir+SeaHorseで全サイトはてブ化v3
ところがこちらのコメント欄で報告があるとおり、特定のページで「サーバーが見つかりません」と言うエラーが出るようです。というか実際にガンガン出てきましたので修正版を作りました。とりあえず、数日いじって「サーバーが見つかりません」エラーが全く出なくなったので、公開しておきます。
どうもJapanizeでも同じ現象が発生しているようでしたので、修正方法をさくっといただきました。もう数年前にスキルが消えうせたのでほぼコピーです。
// ==UserScript== // @name Hatena Bookmark Comments Viewer for Sleipnir+SeaHorse Plus // @author sasuket // @namespace http://sasuket.blog7.fc2.com/ // @description Show Hatena Bookmark's comments at the bottom of your browser. // @include http://* // ==/UserScript== function hbcv_callbackfunc(obj) { var max_comment_num = 30; var show_tag_only = false; function getDate(date) { var y = date.getFullYear(); var m = date.getMonth() + 1; var d = date.getDate(); if (m < 10) m = "0" + m; if (d < 10) d = "0" + d; return y + "/" + m + "/" + d; } if(obj && obj.count>0) { var bm=obj.bookmarks; var hbm_cmt = document.getElementById('hbm_cmt'); hbm_cmt.innerHTML = "<a href=\"http://b.hatena.ne.jp/entry/" + escape(document.location.href) + "\" style=\"color: red; font-weight: bold; text-decoration: underline; background-color: #ffcccc\">" + obj.count + "user" + (obj.count>1 ? "s" : "") + "</a> | <a href=\"javascript:void(0);\" style=\"color: blue; text-decoration: underline;\" onClick=\"javascript:document.getElementById('hbm_cmt').style.display='none',void(0);\">CLOSE</a><br/><br/>"; for(i=0;i<bm.length;i++) { if(bm[i].comment || (show_tag_only && bm[i].tags.length>0)) { var name = bm[i].user; var date = getDate(new Date(bm[i].timestamp)); hbm_cmt.innerHTML += "<span style=\"color: black;\">" + date + "</span> <img src=\"http://www.hatena.ne.jp/users/" + name.substring(0,2) + "/" + name + "/profile_s.gif\"> <span style=\"color: blue;\">" + name + "</span> <span class=\"tags\" style=\"color: gray;\">" + bm[i].tags.join(',') + "</span> <span style=\"color: black;\">" + bm[i].comment + '</span><br/>'; } if (i==max_comment_num) { break; } } } } ( function (c) { //Add var is_called; if (document != null && is_called != true && self.location.href==top.location.href) { is_called = true; //ADD Start if (document.readyState != 'complete') { if (c < 8000) { var f = arguments.callee; c *= 2; setTimeout(function () { f(c); }, c); } return; } //ADD End if (self.location.href==top.location.href) { var div = document.createElement('div'); div.id = "hbm_cmt"; var is_done = document.getElementById("hbm_cmt"); //Add if (is_done != null) { return; } //Add div.innerHTML = "<a href=\"javascript:void(0);\" style=\"color: blue; text-decoration: underline;\" onClick=\"javascript:document.getElementById('hbm_cmt').style.display='none',void(0);\">CLOSE</a><br/><br/>"; div.style.cssText = "width: 90%; background-color: #f0f0f0; border: solid 1px #cccccc; margin: 5px; padding: 5px; text-align: left;"; document.body.appendChild(div); var uri = top.location.href; script = document.createElement('script'); script.src = 'http://b.hatena.ne.jp/entry/json/?callback=hbcv_callbackfunc&url=' + escape(uri); document.body.appendChild(script); } } })(100); //ADD
JavaScript 触るのなんて数年ぶりですよ。DOMがぼちぼち出てきた頃以来なので内容読むだけなのに戸惑う戸惑う。リファレンスくらい買いなおそうかな…(´・ω・`)
一部で有名な、過去の意見と今の意見が一致しないことを正当化してしまった小倉秀夫さんがこんなことを言っています。
la_causette: 匿名さんは「誰が言ったか」に過剰に拘る
「誰が言ったか」をどれだけ重視するかは読み手の選択の問題なので、話し手の方が「誰が言ったかは重要ではない」といって話し手の属性情報を隠すというのはある意味不誠実だし、話し手としての自分は「誰が言ったかは重要ではない」としてその属性情報を隠しておきながら、読み手としての自分は「誰が言ったか」を重視して話し手の属性をネガティブに評価してみせることで内容に対する反論に代えてしまうというのは身勝手であるとすらいえます。
なるほど、「誰が言ったかは重要ではない。内容こそ大事だ」と言いながら、同じ人間が「 過去音羽記者がこんな言葉を述べました」みたいな言うことを問題視しています。
なんと言う矛盾か。
なんてことは落ち着いて読むと全くありません(笑)
簡単な話です。
そして小倉さんが大きく間違っているポイントがあります。
矛盾しているわけではなく、小倉さんが言っている「誰が言ったか重要」と「誰が言ったか重要でない」という問題事例の比較が違っています
これもよくある印象操作ですね。
「彼ら」が拘っているのは実名や個人情報ではなくて、「実績」です。
【本人確認の強化】だとか【、「実名探し」を回避するために】だとか言っている時点で間違いは明白ですが、小倉さんが言う「誰」とは「あなた誰?」ということです。そう、小倉さんは、ハンドルネーム≒匿名の区分けで語っています。
しかし、読み手の求めている「あなた誰?」は正確には「あなたは今まで何をやってきた人なの?」ということです。
小倉さんが言う「誰?」という答えは実在する名称、個人を識別できる情報などでないといけませんが、
「彼ら」が言う「誰?」というのはハンドルネームで充分です。
信頼性を高めるには実績こそ重要です。
そう、ここが重要です。
小倉さんは盲目的に「言葉の信頼性を高めるなら実名で」と述べてきましたが、それでは何の役にも立ちません。
意味があるとすれば小倉さんが言うとおり「本人確認」が必要になりますが、これもやはり小倉さんが言うとおり「発言すると自分の名前に傷がつくことを忌避するインセンティブが働くからクオリティが高くなる」という効果があってのことです。
つまり、世間体やら何やらを人質に取った私的制裁を基にした案です。私はこれを指して危険な案だと思っています。
もちろん有名な人なら、実名に実績が付随します。
しかし無名の素人が実名名乗ったところで実績なんてないんです。
無名ですから。
つまり、数多くの無名の人にとって見れば「あなたの実績は使えません(存在しません)。しかし、あんたの個人情報はなにかに使えるかもしれない」ということです。
有名人と違いメリットがない。
また、小倉秀夫弁護士が勘違いしている点が【匿名ブロガー、匿名コメンテーターさんたちは】というポイント。
別に「彼ら」は全部が全部匿名ではなく(匿名の人もいますが)ハンドルネームを使用しています。
そして、実績を重ねるにはそれで充分なのです。
音羽記者(笑)がトニオというハンドルネームで暴れまわった実績は、ハンドルネームであっても残り続けている。
たまたま彼が実名を出したためにきっちり音羽記者(笑)という名前にまで反映されただけのことです。
そもそも信頼とは何にくっつくものでしょうか?
名前ですか?
いいえ、そんなことはありません。
あくまでも名前にくっついた実績にこそ、信頼が与えられます。
過去に暴れまわった愚か者の新聞記事など誰も信用しないのです。
仮にその記事を書いた記者の実名がわからなくても、「過去に馬鹿をやった」ということがわかっていれば充分。そう。拘っているのは「名前」ではないのです、
小倉秀夫弁護士ともあろうものが、
la_causette: 一人の少女を不幸から救い出す手助けができるのであれば、過去の言動との整合性などどうでもよいではないか
音羽さんの件でもそうだし、松永さんの件でもそうなのですが、匿名の陰に隠れないと言いたいことも言えない人たちは、どうも他人の過去にこだわりすぎなのではないかと思えてなりません。「誰が言ったかは重要ではない。内容が重要なのだ」というのならば、それを語った人の過去の発言やら過去の行動などというものを重視するのはおかしいと言うことになります。さらにいうならば、その人が同時並行的に別の場所で語っていることすらその発言を評価する上での要素に加えることはおかしいとすら言えます。
などと述べていますが、大間違いです。
なんでこんな愚かな発言ができるのか。
「過去に言った内容」と「今言った内容」が違う人間は信用されないのは、「名前」にこだわっているのではなく、「同じ人間が言った内容」に拘っているからです。
たとえばmixiでこっそり「あの客は馬鹿だ」という発言をしている人間が、別の場所で「お客様は神様です」などと述べても誰も信用しない。当たり前すぎることです。
たとえば過去に「2ちゃんねらーに実名暴かれていじめられたmidnightpax氏が可哀想」と言いながら、今になって「2ちゃんねらーは匿名で隠れて卑怯なことをするから実名にすべきです」などと言ったばあい、「こいつは2ちゃんねらー叩きをしたいために、矛盾してようが平気で暴れるんだな」と評価されます。
「お前が匿名とか実名とかはどうでもいい。お前、以前言ったことと違うじゃないか」
問題はそこなのです。「名前」は"以前"と"今"の関連付けに使われているに過ぎません。
重要なのは常に、名前ではなく内容なのです。話し手の属性が評価されるのは、過去の「内容(=実績)」の評価に他なりません
うそつきの言うことは信じない。
もちろん、ソース元から信頼性を探れないからといって、ほかに信頼するに足る条件がそろっている内容を信頼しないなんてありえません。
拘っているのが名前ではないためです。
発信者の名前は「情報」に信頼性を与える実績のひとつのパラメータにはなりますが、
それがなくてもたとえば、証拠データのひとつも加えてやれば「情報」を信じるだけの実績となる。
匿名でホリエモンが送金指示メールを出したといっても誰も信じませんが、
メールの紙データという証拠を見ることで、匿名のタレコミを事実だと判断した例もあります。
そうして永田議員は嵌められたのですが(笑)
当然、ライブドア送金指示メールに疑いを抱いていた人間は、タレコミを抱いた人間が匿名であることだけを理由にせず、証拠の問題点もきっちり取り上げていました。
重要なのは内容です。
その内容を判断するための指針として、発言者が信頼できる人間なのかはひとつのポイントとなります。
ですが、もちろん言った人間が偉い人であっても、朝日新聞であっても、まともに信用してはいけないということは過去の実績が示していますので、さまざまな視点からニュースの検証が必要なのは言うまでもありません。
昨年末よりオーマイニュースにて音羽理史"記者"(笑)とやらの書いた記事が問題となっているらしい。
正直な話をしよう。
私は元となった記事を、今現在にいたるまで一切読んでいない。
それどころか、その元記事に言及して書かれたブロガーたちの記事すら斜め読みである。だから状況くらいはわかっているが、議論の主題が何なのかなんてさっぱりわからない。ついさっき、「募金詐欺疑惑についてのことだったのだ」と知ったくらいである(笑)
#道理で小倉弁護士がさくらちゃんがどうの、音羽記者こうの、といきなりネタにし始めたわけだ。
それでもあえて断言したい。
この結果は一年以上前に予測できていた。
そもそも、ずいぶん前に音羽記者がオーマイニュースで記事を書き始めた、見たいな事をどこかで聞いた記憶があるのだが、その時点で「こいつの記事は読むに値しないな」と確信していた。
「おそらく拙い根拠で自分の嫌いなグループを叩くようなネタを書いて、猛烈な反論を受ける。そしてろくな反論もできないのにおかしなロジックで相手を非難し、矛盾や間違いの指摘を無視し、すべてを相手の責任にして勝利宣言を始めるのだろう。」
神に誓ってもいい。
本当にここまで予測していた。
予測できなかったとすれば、事態がここまで大きくなったことである。それ以前に話題にするまでもないと判断されて干されるだろうと思っていた。
実際は、波及効果の大きな話題を口にしたことと、オーマイニュース鳥越編集長の人を見る目がなかったことが、私の予想を超える結果になったが、まとめ記事などを読む限りきっちり的中していたといえる。
NC-15 - マトモに記事書けなく、マトモに議論できねえ尚絅学院大学人間心理学科2回生でオマニーのオナニー記者 音羽理史
シム宇宙の内側にて 玉石混交のネットから石しか拾い上げられないオマニー記者
地を這う難破船 - 「受賞」をめぐる発言に目を通しての雑感
ただし断っておきたいのは、予測が完璧に的中していたといって「俺すごい!」と言いたい訳ではないということだ。
後出しじゃんけんでそんなことは言わない。
私がここまで的確な予測をしていたのはただ単に、過去に音羽理史という人間がどんな議論を行うのかを知っていたからに他ならない。
そしてその当時「この音羽理史という人間は傲慢で反省をするということがない」と感じていたからこそ
「今も同じことを繰り返すのだろうな」
と判断できただけのことである。
おそらく私程度の予測をできるものなど、今ならごろごろ存在しているはずだ。
#逆に言えば音羽理史という人間が書く記事がどれだけ「無価値で読むに値しない」のか、誰でもすぐにわかると思っていたからこそ、ここまで大きな話題になる前に干されると予測していたのだがそれは外れた。
そう、彼のロジックが以下に稚拙で、人の意見をまともに読まず、自分の意見をまともに伝えられないものなのか。
傲慢ですべてを人のせいにして相手を罵倒し始めるところまで含めて、今も昔も変わりがなかったということなのだ。
まとめ記事などで音羽理史記者(笑)に寄せられる嘲笑の言葉の数々は、全く昔と変わっていない。
それでは、順を追って音羽理史記者(笑)の過去の発言を追ってみよう。
どれほど今と変わっていないか、どうして私が彼の記事を一切読んでいないか、そして読んでもないのにここまで言えるのかがわかってもらえるともう。
それは私が音羽記者(笑)に(*1)戦力害通告を行った一連の流れである。
(*1)戦力害通告
どこの誰が初出か忘れてしまったが、議論を行う際、味方にするにも無価値だし、敵に回すにも意味不明のおろかな文章しかかけない人間に対して、誰が読んだか戦力害。
誰がうまいことを言えと(ry
発端は小倉秀雄弁護士のいつもの匿名非難の記事である。
Annex de BENLI: コメントスクラム再論
そういう意味で、「これ以上議論を続けていても、お互いに相手を説得できないことが明らかになる」ということは世の中にはよくあることです。一応意見を一本化しなければならない場合には、ある程度のところで議論を打ち切って所定のルールに従って採決したりするわけです(そのような採決ルールに従うことを論争当事者間に強要できない場合は、その問題について意見が一本化されていることを前提とするものは諦めることになります。)。
いずれにせよ、議論の相手方が反論しなくなるまで延々と議論を続けるということは、ごく例外的な場合を除けば、一般社会ではほとんど行われていないのが実情です。
ただ、そういう論法が通用するのは、ほとんどネット上での「議論」に限定されます(どの意見を残すかによって現実社会での利益の得喪等に大きな影響を及ぼしかねない問題について、「より暇な人」が有利となるルールを適用するのはある意味自殺行為ですし、「より暇でより羞恥心を欠く人が唱え続けている」ということは学問的な意味においても正しさを保証する要素ではないからです。)。
だから、「ネット上の世論」と現実社会での世論とがしばしば乖離するのはある意味当然であるといえます。
ネット上の世論が一般社会で使用するに耐えない乖離したものとのことである。
言ってしまえば、匿名が大騒ぎして主張を通すのが多くのネット議論の状態であるから、ネットの意見(ネット世論)なんて使えないということを小倉弁護士は言いたいようだ。
もちろんそんなわけはない。
ひたすら無題 Ver2.0 | 決め付けて結論に導いていく
ネット上でまともな議論をしたいなら逆だ逆。正論だけ取り上げて、アホウな感情論は黙殺。玉石混淆からタマをとってこなきゃいけないのに、石を拾い上げて駄目だ駄目だなんて単に使い方が下手なだけだよ。
大声でおろかなことを叫ぶ愚か者は淘汰されるべき存在である。
わざわざ「石」である発言を担ぎ上げたりなどしないし、石でしかない発言を無視したからといって、その勝利宣言が有効にはならないのだ。
そして何故か音羽理史記者がやってきたのが、このエントリである。
彼の初登場の様子を抜粋しよう。
ひたすら無題 Ver2.0 | 決め付けて結論に導いていく
[C221]
ケッ。小倉先生のコメント欄で僕を見事に決め付けてくれた人の言うことじゃないでしょ。
だから、
>「守旧的な保守主義とは何であるのか」
>「「反サヨク」「反シミン」とは何であるのか、そもそも「サヨク」「シミン」とは何であるのか」
>「仮にサヨクが必ずしも一定の集団で無いとして、それを闇雲否定したところで、否定した物同士、敵の敵は見方的な共同性が得られたように思えてしまうのか。その証明は可能か」
なんて、思考停止しだしたらいつまでもごねられてコンセンサスを取れるわけがなかろうが、って何度も言ったつもりなんですがね。その辺を何度聞いてもすっとぼけるのは、議論のできる人は違うなぁと重いますがね。
2005-08-18 投稿者 : トニオ
[C222]
>簡単ですよ。
>故に難しいとも言えるのですが。
>相手がそれで十分だと思えばいいんです。これも結局ネットに限らない社会常識的な話ですが、別にあらゆる全ての事柄に職業裁判官のような中立な第三者の裁定が求められる訳ではないということです。
>相手が納得できる、あるいはせめて否定できない根拠を持ってくる。
>無論否定できなければそれらの全てが正しい、というワケではありません。
だから、お前、自分に跳ね返ってくること想定して物言えよ。
2005-08-19 投稿者 : トニオ
[C223]
?
意味が意味がわからんにゃ。引用部の関連も不明であるし。
トニ君自身のことかにゃ?
コンセンサスとれないって決め付けて思考停止しないで、もうすこしがんがりましょう。<トニ君
http://benli.typepad.com/annex_jp/2005/08/post.html
二つめの引用部も、跳ね返ってきても特に困らないが?
……ああ、それは小倉君に言ってるのか。
ま、いいや、一度の失敗くらいで見捨てたりしないけど、反省も無い子と話しても不毛だから…お話の仕方を反省して出直してきたらときにまたね。
2005-08-20 投稿者 : サスケット URL 編集
[C226]
だから、話になってねぇじゃん。だから、貴様は何度聞いても、Мышкинとかいう人の態度の不誠実さをすっとぼけるのか?その答えが「相手がそれで十分だと思え」るものなのか?お前、何回同じこと言ってんだよ、って突っ込みは無視なのか?話になってねぇんだよ、だから。お前、議論議論とアホの子のようにつぶやいといて、相手の論点をまったく聞いてねぇんじゃ、いつまでたっても議論ははじまらねぇんだよ。あんたはアホか?議論をしろよ!見えない何かに向けて独り言つぶやいてるだけだろ、それじゃ。だから、いつまでたってもネット右翼なんだよ。
2005-08-20 投稿者 : トニオ
周知のとおり、トニオ=音羽理史である。
しかし、いきなり意味がわからない。
読んでる読者はもっとわからないと思うので、一つ一つ解読していこうと思う。
ひたすら無題 Ver2.0 | 決め付けて結論に導いていく
[C221]
ケッ。小倉先生のコメント欄で僕を見事に決め付けてくれた人の言うことじゃないでしょ。
だから、
>「守旧的な保守主義とは何であるのか」
>「「反サヨク」「反シミン」とは何であるのか、そもそも「サヨク」「シミン」とは何であるのか」
>「仮にサヨクが必ずしも一定の集団で無いとして、それを闇雲否定したところで、否定した物同士、敵の敵は見方的な共同性が得られたように思えてしまうのか。その証明は可能か」
なんて、思考停止しだしたらいつまでもごねられてコンセンサスを取れるわけがなかろうが、って何度も言ったつもりなんですがね。その辺を何度聞いてもすっとぼけるのは、議論のできる人は違うなぁと重いますがね。
2005-08-18 投稿者 : トニオ
私にしてみれば、まずこの引用部が何を指しているのかわからない。
引用部の説明を求めた気持ちがわかっていただければと思う。
しかしながら、音羽理史記者(苦笑)の発言をまともに聞いても意味がないので、こちらで分析してみることにする。
まずここの引用部分である。
>「守旧的な保守主義とは何であるのか」
>「「反サヨク」「反シミン」とは何であるのか、そもそも「サヨク」「シミン」とは何であるのか」
>「仮にサヨクが必ずしも一定の集団で無いとして、それを闇雲否定したところで、否定した物同士、敵の敵は見方的な共同性が得られたように思えてしまうのか。その証明は可能か」
当時の私も初出はどこかと探してみた。
Annex de BENLI: コメントスクラム再論
>もう一度お聞きします。「ネット右翼」とはどういう意味でしょうか
めんどくさいので、北田暁大先生曰く、
中高年層に代表される守旧的な保守主義とは違うものであり
「無謬の正義の立場」に立っているかのような語り口を拒絶する、そのように見えるだけで×という意味での形式主義的・否定神学的な、「反サヨク」「反シミン」的感性と
「あえて」サヨク・シミン的なものを否定し続けることで(積極的に右翼思想にコミットするというよりは、「『右』の敵(=「左」)」の敵を演じることで)共同性を得られたかるのように思えてしまうようなロマン主義的シニシズム
らしいっすよ。
Rédigé par: トニオ | le vendredi 12 août 2005 à 01:14
お 前 の 発 言 じ ゃ ね え か
失礼しました。
解読に先立って、まずはいったいこの音羽理史記者(苦笑)の台詞がどういう状況で出てきたか、順を追ってみていこう。
Annex de BENLI: コメントスクラム再論
『ネット右翼』の人、奇麗事は止めてくれないっすかね?ああ、plummetさん式の口喧嘩法は止めて下さいね。アレ、ウザったいんです。『ネット右翼』って当然厭味っすよ。
Rédigé par: トニオ | le jeudi 11 août 2005 à 04:24
>『ネット右翼』の人、奇麗事は止めてくれないっすかね?
と、「ネット右翼」という語を用いる前に、あなたの言う「ネット右翼」の定義、並びにJSF氏がそれに該当することの明示を行う必要があります。この場合、小倉氏の言う「ネット右翼」の定義と、貴方の言う「ネット右翼」の定義は異なる可能性は十分ありますので、それぞれに定義を示していただく必要があります。
Rédigé par: Мышкин | le jeudi 11 août 2005 à 18:37 (★1)
>Мышкинさん
>必要に応じてその都度「この場合の**はXXXという意味である」と定義しなおす
公共性なく勝手にそんなことをやられてはその言葉は定義する人の分だけ意味が存在してしまい、結局何も意味しなくなっちゃうんですが。
>とりわけ新しい語である「ネット右翼」という語はまだその語義に十分なコンセンサスが得られていないでしょうから
いや、少なくとも僕の周り程度ではコンセンサスは得られています。
>あなたの言う「ネット右翼」の定義、並びにJSF氏がそれに該当することの明示を行う必要があります。
厭味だって言いませんでしたっけ?
Rédigé par: トニオ | le jeudi 11 août 2005 à 23:11 (★2)
ネット右翼の意味なぞ判らなくても厭味やら罵詈雑言やらであるということだけ理解できれば相手が怒るに十分です。
もう一度お聞きします。「ネット右翼」とはどういう意味でしょうか。例えば貴方が辞書に「ネット右翼」という項目を載せるとしたら、どういう説明をしますか?それをお答え頂かないと私は貴方の文意を測りかねます。貴方は自分の文全体を見れば判ると仰るかもしれませんが、その一言の定義如何によって、貴方の文全体の意義そのものが大きく左右されます。
Rédigé par: Мышкин | le jeudi 11 août 2005 à 23:52
>もう一度お聞きします。「ネット右翼」とはどういう意味でしょうか
めんどくさいので、北田暁大先生曰く、
中高年層に代表される守旧的な保守主義とは違うものであり
「無謬の正義の立場」に立っているかのような語り口を拒絶する、そのように見えるだけで×という意味での形式主義的・否定神学的な、「反サヨク」「反シミン」的感性と
「あえて」サヨク・シミン的なものを否定し続けることで(積極的に右翼思想にコミットするというよりは、「『右』の敵(=「左」)」の敵を演じることで)共同性を得られたかるのように思えてしまうようなロマン主義的シニシズム
らしいっすよ。
Rédigé par: トニオ | le vendredi 12 août 2005 à 01:14 (★3)
ついでに、私としてはその北田氏の説明だけでは不足している点が多々あるように思われますので、貴方が北田氏の意図を正しく理解しているというのでしたら、以下の点も説明できますでしょうか?
「守旧的な保守主義とは何であるのか」
「「反サヨク」「反シミン」とは何であるのか、そもそも「サヨク」「シミン」とは何であるのか」
「仮にサヨクが必ずしも一定の集団で無いとして、それを闇雲否定したところで、否定した物同士、敵の敵は見方的な共同性が得られたように思えてしまうのか。その証明は可能か」
などです。
私は、これに「明確には回答できない」と思えてなりません。なぜなら北田氏自身が、ネット右翼なるものを一定の集団だとも共同体だとも、まして組織だなどと思っておらず、単になにがしかの基準でサヨク風と感じられたもの(その定義は曖昧で、最初は個々人が独断で判定する)に、なんとなく異を唱えてみた人、それが(ことによっては偶然の一致により)多くの人が同じ対象をサヨクと判定し、同じ対象に異を唱える状況になって初めて(結果論として)その異を唱えた人たち(それは組織でもなく、異を唱える単一の思想を持っているわけでもない)を、総じて「ネット右翼」と呼んでいる、という程度のものではないかと思われるからです。
このような定義では酷く曖昧で、ネット上で議論する人なら偶然にもネット右翼に数えられてしまう可能性も十分あるのですが、
Rédigé par: Мышкин | le vendredi 12 août 2005 à 02:09 (★4)
というか、プロ市民とか貴方も使ってますよね?意味分かってなかったんですか?
http://muichkine.seesaa.net/pages/user/search/?keyword=%83v%83%8D%8Es%96%AF&blog_id=90872
>「JSF氏をネット右翼だと呼んだのは何の根拠もありません。ただネット右翼と呼ぶことは悪口になると思ったし、悪口が言いたくてそう呼びました」
厭味だって言ったはずなんだがなぁ。plummetさん式の議論の仕方はやめてくれとも。
Rédigé par: トニオ | le vendredi 12 août 2005 à 12:57
なにより、
>厭味だって言ったはずなんだがなぁ。plummetさん式の議論の仕方はやめてくれとも。
さて、ここで改めて北田氏の説明とやらを。
>中高年層に代表される守旧的な保守主義とは違うものであり
「無謬の正義の立場」に立っているかのような語り口を拒絶する、そのように見えるだけで×という意味での形式主義的・否定神学的な、「反サヨク」「反シミン」的感性と
「あえて」サヨク・シミン的なものを否定し続けることで(積極的に右翼思想にコミットするというよりは、「『右』の敵(=「左」)」の敵を演じることで)共同性を得られたかるのように思えてしまうようなロマン主義的シニシズム
どこをどう読めば厭味に使える語なのでしょう。単に現象を説明しているという以上の、肯定、あるいは否定的な人物評価を意味する語にはなっていません。
Rédigé par: Мышкин | le vendredi 12 août 2005 à 19:17
>相手との間で一致させる(=コンセンサスをとる)行為が不毛で無駄だと断言している。
「プロ市民」なんて自分で使っといて「シミン」の意味をすっとぼける相手の態度の不誠実さはまったく無視ですか。なんだかなぁ。
Rédigé par: トニオ | le samedi 13 août 2005 à 00:34 (★5)
Мышкин氏と、トニオ=音羽理史記者(苦笑)の論争?の様子である。
長いため適度に抜粋させてもらった。必要な方は原文をどうぞ。★マークは私が追加したものである。
1、議論の前提として、まずМышкин氏が「ネット右翼」の定義を質問している。(★1)
2、その回答として音羽理史記者(苦笑)のあげた内容だが、まず厭味の意味を含むという。つまり侮蔑表現だ。(★2)
3、再度の質問に音羽理史記者(苦笑)は北田暁大先生とやらのあげた定義を持ち出した。これが、私の元に掲載された引用文の大本となった物である。(★3)
4、これにМышкин氏は不十分だと返答した。当然である。違う意見を持つサヨク?やシミン?同士でもめた場合、彼は、彼はサヨクなのに右翼なのだ(笑)(★4)
5、しかしこの時点で音羽理史記者(苦笑)にとっては「すべて伝わったも同然」だということになっている。わかっているのにМышкин氏はとぼけているのだと。(★5)
しかし、そんなことはない。
Мышкин氏はコンセンサスが取れていないと主張している。
それは彼がブログでも主張しているとおりであり、音羽理史記者(苦笑)はそれも読んでいる。
Мышкин княжество: いつもの観察日記
さて、この定義からすると、問題点はすぐに見つかる。若隠居氏が、サヨク・シミン的であったか否かを考えるだけで十分である。
これにはもう一つの問題点が見て取れる。ネット右翼はラベリングとして使いづらくなってしまうのだ。ある時一度でもそういった炎上に加担し、それでネット右翼認定をしてしまったとして、次に別のときには(思想的理由にせよ、単なる気まぐれにせよ)炎上に対抗し鎮火活動に努めたとして、それでもネット右翼であり続けるのか?いや、そもそもある炎上が終わった後に、それでもネット右翼であり続けるのか?という問題がある。例えば本質的には左翼的思想を持っていても、炎上に加担しネット右翼とされることは十分考えられるのである。ネット右翼には思想背景は問われないのだから、普段左翼的思想であっても、その炎上するブログが気に入らなくて火をくべる可能性は十分ありうることだろう。そういった左翼思想を持ったネット右翼が、その炎上の現場を離れても、燃え尽きても、その後もネット右翼と呼ばれ続け得るのかが甚だ疑問である。まあ普段の言行から、あいつはネット右翼ではなく別の理由から叩いたと区別されることもありえようが。
Мышкин княжество: 正義の味方、ウヨレンジャー
ここで小倉氏のエントリに話を戻すと判りやすいかもしれない。若隠居氏のブログがネット右翼によって閉鎖させられたというが、その通りだとしても、上記の事から若隠居氏がサヨク・シミン的である必要はなくなる。要は若隠居氏が「無謬の正義の立場」を取っていれば叩くに足るのである。
ではここまで確認したところで、私のエントリの音羽理史記者(苦笑)発言に戻ろう。
ひたすら無題 Ver2.0 | 決め付けて結論に導いていく
[C221]
ケッ。小倉先生のコメント欄で僕を見事に決め付けてくれた人の言うことじゃないでしょ。
だから、
>「守旧的な保守主義とは何であるのか」
>「「反サヨク」「反シミン」とは何であるのか、そもそも「サヨク」「シミン」とは何であるのか」
>「仮にサヨクが必ずしも一定の集団で無いとして、それを闇雲否定したところで、否定した物同士、敵の敵は見方的な共同性が得られたように思えてしまうのか。その証明は可能か」
なんて、思考停止しだしたらいつまでもごねられてコンセンサスを取れるわけがなかろうが、って何度も言ったつもりなんですがね。その辺を何度聞いてもすっとぼけるのは、議論のできる人は違うなぁと重いますがね。
2005-08-18 投稿者 : トニオ
Мышкин氏は、思考停止せず、音羽理史記者(苦笑)のネット右翼像を確認した。
その結果出した像が「侮蔑表現」「北田暁大先生と同じ」「北田引用におけるシミン=プロ市民である」の3つである。
音羽理史記者(苦笑)はこれに納得していないМышкин氏をわざとだといっているわけである。
何を根拠に?
そもそもМышкин氏が音羽的ネット右翼像を理解しなかったからといって、私に何の関係があるのだろうか。
ひたすら無題 Ver2.0 | 決め付けて結論に導いていく
[C226]
だから、話になってねぇじゃん。だから、貴様は何度聞いても、Мышкинとかいう人の態度の不誠実さをすっとぼけるのか?その答えが「相手がそれで十分だと思え」るものなのか?お前、何回同じこと言ってんだよ、って突っ込みは無視なのか?話になってねぇんだよ、だから。お前、議論議論とアホの子のようにつぶやいといて、相手の論点をまったく聞いてねぇんじゃ、いつまでたっても議論ははじまらねぇんだよ。あんたはアホか?議論をしろよ!見えない何かに向けて独り言つぶやいてるだけだろ、それじゃ。だから、いつまでたってもネット右翼なんだよ。
2005-08-20 投稿者 : トニオ
つまり、音羽理史記者(苦笑)はМышкин氏が音羽的ネット右翼像に納得しない不誠実な男であり、それを私が許容していることがおかしいと言っているのだ。それをМышкин氏ではなく、私に求められる理由はわからないし、「このエントリの間違い」にどう繋がってくるのかわからない。
で、更によくわからないのが「相手がそれで十分だと思える」という部分だ。元はこれとはまた別のエントリにある私の以下の発言であろう。
Annex de BENLI: ネット上での議論と「証明」
相手がそれで十分だと思えばいいんです。これも結局ネットに限らない社会常識的な話ですが、別にあらゆる全ての事柄に職業裁判官のような中立な第三者の裁定が求められる訳ではないということです。
#全く探すのに苦労するからどこの引用文か書いてほしいものだが。
はっきりいってこの文脈に、私のこの発言は一切関係ない。
この私の発言内容は、『小倉弁護士が必要という「立証責任」というものは、実際のところ(状況によっては)そんなに重いものではなく、議論の相手とコンセンサスが取れる程度であればいい。それで「証明がなされた」といえるだろう』という趣旨である。
では仮に私がМышкин氏の悪事?をすっとぼけていたとして、それと「証明するということは必ずしも不可能ではない」という私の発言と、何がどう関係してくるのかさっぱりわからないのだ。
Мышкин氏が音羽理史記者(苦笑)の証明を納得できてない。
そしてそのМышкин氏の納得しない態度が悪いんだと憤っている音羽理史記者(苦笑)。
そんな彼らに対して「証明するというのは必ずしも不可能ではない」なんて言葉を投げかけても答えにもなんにもなっていないのはまったくの別件なので当たり前のことだし、そもそも私にはそんな答えを返した覚えもない。
よくわからないロジックで、他所から発言を引っ張ってきて私のせいにされても困るというものなのだが、
ひたすら無題 Ver2.0 | 決め付けて結論に導いていく
お前、何回同じこと言ってんだよ、って突っ込みは無視なのか?話になってねぇんだよ、だから。お前、議論議論とアホの子のようにつぶやいといて、相手の論点をまったく聞いてねぇんじゃ、いつまでたっても議論ははじまらねぇんだよ。あんたはアホか?議論をしろよ!見えない何かに向けて独り言つぶやいてるだけだろ、それじゃ。だから、いつまでたってもネット右翼なんだよ。
2005-08-20 投稿者 : トニオ
それでこの態度なのだから、全くわけがわからない、以外の発言ができない。
また、そもそも彼のこだわりポイントが大きくずれている点も特筆すべきことだろう。
ひたすら無題 Ver2.0 | 決め付けて結論に導いていく
[C227]
だから、話になってねぇじゃん。
コンセンサスをとるというのは具体的にどういう行為なの?
で、相手が俺の文脈を無視して良い理由はなに?
>「守旧的な保守主義とは何であるのか」
>「「反サヨク」「反シミン」とは何であるのか、そもそも「サヨク」「シミン」とは何であるのか」
>「仮にサヨクが必ずしも一定の集団で無いとして、それを闇雲否定したところで、否定した物同士、敵の敵は見方的な共同性が得られたように思えてしまうのか。その証明は可能か」
って、明らかに知ってることをすっとぼける態度は、こんせんさすってヤツをとろうとしてるの?
「プロ市民」なんて自分で使ってる言葉の意味まで、すっとぼけて良い理由は何?
それがこんせんさす、ってヤツなんですか?
ずーっと、あなた、同じことしゃべって人のいう疑問には答えてないんだけど、それって「結論決め付けて議論」してねーか?
議論をしてくれよ、議論をさぁ。貴方ははっきり言って見えないもの向かって独り言つぶやいてるだけでしょ。こんなことやってる限り、いつまでたっても不毛で、ネット右翼でしょ。馬鹿馬鹿しい
2005-08-20 投稿者 : トニオ
[C230]
トニ君がなにいってるのかさっぱりわからん。
おいらはネット上の議論の有効度の話しかしていないので、その引用部をどういう意図でおいらに提示しているのかサパーリわからん。
2005-08-21 投稿者 : サスケット URL 編集
簡単に言えば、私はこのエントリ中で述べているのは「玉石混淆からタマをとり、石は黙殺しろ」ということである。
だというのに彼がこだわっているのは『コンセンサスをとるというのは具体的にどういう行為なの?』ということらしい。
話題違いもはなはだしいが、Annex de BENLI: コメントスクラム再論で、私にコンセンサスを取れていないことに突っ込まれたことが悔しかったため、出張して叩きにきたということらしい。
とりわけ新しい語である「ネット右翼」という語はまだその語義に十分なコンセンサスが得られていないでしょうから、この場での定義は必要です。
Rédigé par: Мышкин | le jeudi 11 août 2005 à 18:37
いや、少なくとも僕の周り程度ではコンセンサスは得られています。
Rédigé par: トニオ | le jeudi 11 août 2005 à 23:11
ははは、少なくとも議論参加者のМышкин×トニオ間でコンセンサス取れていないことは容易に判断できるわけで、それを無視して「自分の周りだけ大丈夫」とМышкин氏とのコンセンサスをとらないのは、単なる想像力の欠如か、あるいは議論の放棄にしかなりえない。
Rédigé par: サスケット | le jeudi 11 août 2005 à 23:55
そもそも、言葉の公共性を否定する人とコンセンサスをとろうとするのが不毛だなぁ。というか、なんとなく僕らの文脈でこう使ってるんだけど、っていうのを一切解そうとしないのがまともな議論なのかなぁ。
>単に意見を相手に認識させる技術の不足
受け取り側が人の言うことなんて聞こうとしないだけだって解釈の仕方もありますけど。
Rédigé par: トニオ | le vendredi 12 août 2005 à 01:14
コンセンサスをとるために自己の「ネット右翼の解釈」を話そうともしないのに
>受け取り側が人の言うことなんて聞こうとしないだけ
と言う解釈を示している矛盾。
その後ようやく提出した際にめんどくさいのでと言っている当たりがその証左となるね。理解させようと言う意思の欠如か。議論ではないね。
Rédigé par: サスケット | le vendredi 12 août 2005 à 02:24
分かってるのにすっとぼけて、何言っても否認しようとしてる人相手に解釈を話すだけ無駄でしょう。
Rédigé par: トニオ | le vendredi 12 août 2005 à 12:57
少なくとも。少なくとも表面上はМышкин氏は「言ってください」と述べているにもかかわらず、
音羽理史記者(苦笑)はそれより先に「めんどくさい」「シミン=プロ市民を理解しないから言ってもしょうがない」「だから無駄だ」とコンセンサスをとる作業を放棄しているのである。
それ自体悪くはない、相手が聞く耳持たないから無視する、というのは有効な戦略である。
だが「相手が俺の文脈を無視して良い理由はなに?」と疑問をぶつけるならМышкин氏に対して行うべきだったのだ。それがМышкин氏と意見の一致(コンセンサス)を取るということだろう。
わからないことをわからないまま放棄しておきながら、それを別の人間にぶつけて何がしたいのだろうか。
正直な話、何を回答すれば彼が納得していたのかさっぱりわからない。
おそらく、何を謝っているかもわからないままごめんなさいという以外に方法はなかっただろうが、そんな従順な人間はいないのだ。
その後も彼の珍論は続く。
聞いてもいない「JSF氏の言ってること嘘だ」というわけのわからない勝利に拘泥し、
「JSF氏や自分について当時の状況しんないなら口はさむな」などと述べ始める。
私自身が述べていることは、コンセンサスをとる気があるなら当時の状況を知らない人間に説明するべきだということだ。
嘘だということを指摘したいのなら、説明すればいいし、そうすべきだと私は述べているのだ、
音羽理史記者(苦笑)は「思うんすけど。」「それが不快だった」という想像と自身の感情を根拠に嘘だ嘘だと述べているのだから、それでは意見が一致するはずがない。
[C242]
俺とJSFの当事者同士の話が、なんで「みんな」の話に化けてるの?この場合、お前らは関係ないの。関係もないくせに、首突っ込んで恥晒して、その上「説明がない」って、どんな駄々っ子だよ?
2005-08-23 投稿者 : トニオ URL 編集
[C243]
だいたい、俺はあの場でもはっきり「嘘つくな」って言ったはずだがね。それを見もせずに、JSFは正しいから、俺は間違ってる式の議論をするサスケットちゃんはおかしいでしょ。俺も当事者なのも知らんかったくせにさぁ。
2005-08-23 投稿者 : トニオ URL 編集
このあたりなどもうなんと評価していいかもわからない。
もっと落ち着けよ、だろうか。
若隠居氏とやら関係のことは、音羽理史記者(苦笑)が言うとおり、私は知らない。
知らないので当然、JSF氏が正しいかどうかなんて話題にも乗せていないし、音羽理史記者(苦笑)が「思う」といった証拠(笑)が間違っているなどとも言っていない。
ただ単に、他人が知らないことを話題にするなら説明が不足しているという指摘である。
小倉弁護士がエントリの根拠とし、JSF氏がその根拠はこの理由で違うと述べたことに対し、「JSF氏の発言は否定するがお前らは関係ない」と来たものだ。
JSF氏も私も含めて、小倉弁護士のエントリに言及しているのに、いきなり現れて「関係ないから口を出すな」
お前は一人で何の話をしているのだ。
という総ツッコミが聞こえるようであった。
単純に分析すれば、音羽理史記者(苦笑)はにっくきJSF氏を叩きたかっただけなのだろう。
その場所が小倉弁護士の記事あることなどどうでもよく、ほかの人間が小倉弁護士の記事に言及していることもどうでもよかったのだ。
JSF氏を公衆の面前でうそつき呼ばわりすることにこだわり、他人を排除し始めたのである。
無関係といえば音羽理史記者(苦笑)が一番無関係である。
若隠居氏炎上のネタは、小倉弁護士の記事の「証拠」として使われている。JSF氏はその根拠を否定することで例外はありえると小倉弁護士に反論したわけだ。
そして音羽理史記者(苦笑)は述べる。
だいたい、俺の話と小倉先生の話が何の関係があるのか分からんが。
2005-08-24 投稿者 : トニオ URL 編集
自分で私は無関係にJSF氏を叩きに着ましたと認めてしまったのだ。
私は小倉弁護士の記事で他人が知らないことを話題にするなら説明が不足していると指摘しているのであるが、その私をおかしいといった音羽理史記者(苦笑)の行動は、場の状況と無関係に自分のやりたいことを書きなぐっただけであった。
他人に関係しない話を勝手に始めてそれを正当化し、それに反応した人間を馬鹿呼ばわりである。
いったいどういう種類の「釣り」なのかわからない。
自分が言いたいことを言いたいだけいって、他人の発言は無関係と切り捨てる。
そんな人間が、「Мышкин氏がとぼけて私の意見を聞かないんだ」という理由で、なぜかサスケットという別の人間を非難し、
「相手が聞かないからこっちもコンセンサスをとらない」と議論放棄を始める。
最終的に放棄した原因はМышкин氏のせいである。
状況の支離滅裂ぶりが恐ろしいことになっていることがお分かりになるだろう。
いやまったく
シム宇宙の内側にて とりあえず鏡を見なさい (玉石オマニー番外編3)
こんな偉そうなセリフは、まずは人の文章を読み取れるようになってから言いなさい。
などといいたくなる気もわかろうというもの。
一年以上前のツッコミを、今現在の記事でできてしまっているのだ。どれほど成長がないのかがお分かりいただけるだろうし、予測があんなにも的中するのが凄くもなんともないことが納得していただけたと思う。
その後彼は、「むかつくサスケット」たたきの地位(笑)を後からやってきた人間に奪われフェードアウトしていくことになる。
当然の話である。
とにかく感情が先立って、本題が見えないのだ。
叩くネタ(Мышкин氏)を見つけたと根拠もなく思い込み、その武器を私に行使して通じると思う思考が理解できない。
理解できない発言は路傍の石でしかない。
当然エントリの趣旨である「玉石混淆からタマをとり、石は黙殺しろ」のとおり、フェードアウトしてもらう以外に道はない。
そう、私を含め、一年半の昔に。あるいはそれ以上前から彼を知っていた人間に言わせれば音羽理史記者(苦笑)の記事に対する総ツッコミ状態は露骨に予測ができるものであった。
むしろ、よくもまあ、ここまで大騒ぎになるまで生き残ったものである。
どうせ今も嫌いな人間を叩くために支離滅裂な妄言をわめいて勝利宣言しているのだろうな。一年半前に、JSF氏、Мышкин氏、私、その他ネット右翼だかにちゃんねらーだか、と来ていたが、最近の被害者は佐々木さんですか?
彼がオーマイニュースで月間市民記者賞をとったという話は私も目にした。
なぜそんなことが可能だったのか、今日始めて検索してみた。
OhmyNews:10月の「月間市民記者賞」発表
★受賞理由……3本を一連の記事として見ました。コメント欄での批判や雑言などにひるむことなく自分の主張を貫き、生命の尊厳を訴えた説得力ある内容を高く評価しました。
この記事のいいところは、感情的にならずに自分が分からないところは「分からない」と言いつつ、「2ちゃんねらー」の言い分の最大の卑劣さを「君たちは心臓病の恐怖を一度でも味わったことはあるのか?」というかたちで、間違いなく今病気に冒されている患者のことを推測と憶測だけで攻撃する「2ちゃんねらー」と称する連中の弱点をずばっと切っている点ですね。
これはどういうギャグですか
生命の尊厳を訴えるという部分はまあいいとしよう。
「コメント欄での批判や雑言などにひるむことなく自分の主張を貫き」ときたものだ。
いきなり突入してきて批判や雑言を繰り広げ、相手の反論は聞く耳持たなかった彼のことだ。それでひるむなどとありえるはずもない。
大方の人間に言わせれば、音羽理史記者(苦笑)の各地の大暴れにひるむことなくよく批判を続けられたものだというところだろう。目に浮かぶようである。何せ暴れた実例を目前で見ているのだから簡単だ(笑)
「感情的にならずに」……オーマイニュースのエントリではよほど猫をかぶったと見える
「推測と憶測だけで攻撃する」……どう見ても音羽記者(笑)のことであり、百歩譲って同罪だろう
「分からないところは「分からない」と言い」……わからないといったМышкин氏が偲ばれる(笑)
これはこれで突っ込みどころが満載である。
オーマイニュース編集部に行ってきました。(下)-Parsleyの「添え物は添え物らしく」
H 前の記事だって、佐々木さんは一応身内のひとだから「こういうふうに書かれると困るな」と思いつつも、だから載せませんというわけにもいかない。だから編集して載せているわけで、そこに編集部の意向は入ってません。
P つまり、あくまで音羽さん個人の問題であって、掲載しているオーマイニュースの問題ではない、ということですね?
H そうですね。あらかじめ署名が載る事により、そういった事例は徐々に減っていくと考えます。
T 我々と致しましては、他の媒体でどんな言論活動をしようとも、オーマイ内の記事に問題がなければ基本的には掲載します。それ以上のことが出た場合は個別具体例が出た際に編集部内でまた検討致します。
この記事によればオーマイニュースは、記者の書いた記事に対する責任は記者に帰属するということであるし、音羽理史記者(苦笑)が他所でどう暴れようが関知しないということだろうが、ということは音羽理史記者(苦笑)を褒めた鳥越編集長は『関知しなさ過ぎて』見事に騙されたというところだろう。
鳥越編集長の評価に真っ向からそぐわない人物像であったのだから、責任はないといえ、鳥越編集長の人を見る目のなさが露呈してしまったということだろうか。
まさかとは、鳥越編集長が「嫌いな2ちゃんねらーの敵は味方」だなんて理由で大喜びで飛びついたのだとは思いたくないところだ。
何故自ら、敗北の側に向かうのだろうか。
小倉秀夫弁護士もそうなのだが、相手のロジックを理解しないまま話を進めているパターンが多い。
聞く耳持たずに押し通す、というのがひとつの作戦として成り立つことは理解できるのだが、今回の例はどうもその策を使用しているようにも見えない。
カナダde日本語 9条変えても徴兵制度にならないって本当?
ハイテクで、先鋭部隊が必要でしょうが、前線へは貧困層や無職の若者を言葉巧みに誘って行かせるでしょう。ミサイルのスイッチを押すだけの上官は、死ぬことはありません。まして指導者、首相が死ぬことなんてありえません。でも、関口宏が言っていたように、「殺されることを恐れるより、殺すことを恐れる気持ちを大切に」に賛成です。
そして、いくら自分が戦争に加担することは無いといっても、軍事国家になり一旦戦争がはじまれば、戦争に関係のない職業など無いと思います。どの産業、その製品も戦争という名の殺人とつながってしまうことを恐れます。IT、ロボット、原発、宇宙開発、広告、情報、医療、薬学、化学、自動車、飛行機、衣料、,,,,全て無関係でなくなります。それが恐ろしいです。
一生懸命働いて作るものが、兵器の一部かもしれません。確かに本当に非戦さんがおっしゃる通りで、全ての兵士がハイテクを扱うわけではなく、戦争では、機関銃さえ操作できれば、身体一つで誰でも戦えるのである。又、戦争が長期化すれば、兵隊が足りなくなり、戦争に関係ない職業だから、ウチの息子は安心だなんて言ってられないだろう。少子化も進んでいることだし、いくらハイテクと言ったって、健康な若者は男女問わず、片っ端から徴兵されるようになるだろう。カナダでは男性兵士だけでは足りなくて、女性兵士の数もけっこう増えているようだ。平和な日本で徴兵制度のことなんて今は想像もできない人が確かに多いだろうけど、戦争が始まったら、何が起こるか全く予期できないのだ。
【一生懸命働いて作るものが、兵器の一部かもしれません】ってちっとも徴兵されていないじゃないか。
そもそも、こんなことをいってしまうのならば、国家が戦争を行う以上、納税者はすべて戦争関係者である。私も貴方も殺戮資金源☆
という的確な突っ込みはさておいて。
どこが的確な反論なのだろうか。
【機関銃さえ操作できれば、身体一つで誰でも戦える】などと言っているが、それを石破茂氏は要らないと述べているのである。
お玉氏が心配しているのは
「徴兵制なんて、絶対にあり得ません、なぜならこれだけの理由があります」
↓
理由1.機関銃撃つだけの素人は要らない。
↓
だから徴兵制になりません。
↓
よかった安心、安心。
と思われてしまうということなのだ。
警鐘を発しているお玉氏の反論にまったくなっていない。
もしも理解できないようならば、こうしてみよう。
石破茂氏あたりに「徴兵制はあり得ない」を「機関銃撃つだけの素人は要らない」と言い換えてもらえれば美爾依氏の反論は終わりなのである。
仮に行うなら、「機関銃撃つだけの素人」を日本が確実に必要とするという根拠を述べることだろう。
だというのに、出した根拠が【何が起こるか全く予期できない】では駄目だ。
予期できないことなど心配にもならない。
徴兵制の復活が「予期できる」からこそ、護憲派の根拠になるはずだ。
徴兵制の復活が予期できないことなら心配する必要が微塵もない。
「あるかどうかもわからないことを心配しました!」等といっても一笑に付されるだけだ。
ということをすでにあそこが述べていた。
徴兵制 復活?-1時間目 序章・歴史編
「そう、当たり前の事だ。しかしいつか、~でしょうとは、実に便利な言葉だとは思わないかね?
いつか人間は死にますと言うのと、さほど差があるとは思えない。
例え0.1%の可能性でもあるならば、百年掛かるか千年掛かるか知らないが“いつか”はその事象が発生するかもしれない・・・それは確率論的には正しい。
だが、“いつか”というのであれば一万年後でも十万年後でもそう言えてしまう。その程度の予言~、予言にすらなってないが・・・誰でも言えるではないか、そんな事は」
おそらく、歴史に学ぶということを履き違えて、第二次大戦末期の日本を想像しているのだろうが、どう見ても比較対象が間違っている。
もはやあんな無謀な戦争を起こせるような政治環境ではないのだ。
美爾依氏はコメント欄でこう述べている。
あと、私達が話している徴兵制は、自衛隊だけでは足りなくなったときのことを話しているのです。
ああ、やはり彼女は争点が見えていない。
「つまり、何がどうなると自衛隊だけでは足りないのですか?」
彼らはすでに「自衛隊だけで足りなくなることはありえない」と述べているのだ。
お玉氏は、「自衛隊だけで足りなくなることはありえないと言われた時にピンチになるからもっと頭を使おう」と述べているのだ。
「自衛隊だけで足りない」という根拠があるのなら、「徴兵制はあり得ない」等と彼らは言えない。すでに美爾依氏の争点など過ぎ去ってしまっているのだ。
これぞまさしく【「徴兵制」という言葉の響きのみに脅かされていると、他が見えなくなってしまう】の状態である。
何故こうも本質から外れた言葉しか出てこないのか、非常に疑問である。
『改憲、改憲、改憲としていった先に「徴兵制」の危険を見た』というわけでもない。今それが見えないのに、「見える」と言う美爾依氏のあり方をお玉氏は恐れているというのに。
これではお玉氏が発した警告を受け止めて、逆にその「危険」に頭から突っ込んでいる状態だ。
何のための警告なんだかさっぱりわからない。出した本人も甲斐がないことだろう。
お玉氏の警告を無効化するなら、お玉説を否定してくれるならまだしも、危険を拡大する方向で無意味にされたのだからたまったものじゃないだろう。
すでに答えが出ていることを、反論として使うような冷静さの欠如は、論争においてあってはならない。
相手の意見をよく読んでいない証拠である。
文面だけさらりとなでで、感情的になって反論を始める人間の意見など何の意味もないということに気がつかなければならない。
この手の人間がいるから真面目な反対派が苦労するのだな……。
がんばれ真面目な護憲派。