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ブログで実名を名乗る大変さについて
勅使河原

隊長隊長大変です!視聴者のペンネームミスター弁護士君から「隊長は勅使河原君と違って氏名が不明なので発言が信用ならない。」というお便りが!

隊長

むう……こういう場合は「なぞにつつまれたかっこいい隊長についておしえてください」とかそういうお便りがきても……まあ、よい。そういうことならば仕方が無い。
よいか、良い子の諸君!私の名前は大剛寺凱。東京都千代田区皇居外苑1丁目のB-17Fがわれらの本拠地だ。

勅使河原

嘘つけ!

隊長

いきなり決め付けることは無いだろうに…何を根拠にそんなことを?

勅使河原

名前がウソくさい上に皇居の地下17階に住んでるってあんた、人のこと舐めすぎですよ!

隊長

何を言うのか、勅使河原君。いかにも左翼のレッドっぽい名前ではないか?一体どこに不自然が?だいたい皇居に大剛寺凱さんが住んでいないという証拠でもどこかにあるのかね?

勅使河原

いや、そんなものは無いですけどどう考えても……隊長こそそれが本当という証拠でも?!

隊長

聞かれたからきっちり答えたというのに、答えたら答えたで文句ばかりとは…やれやれまったく困ったものだ。要するに何かね?“発言が信用できない私”の個人情報暴露発言が信じられないからちゃんと証拠を出せとそういうことかね?

勅使河原

……まぁ、そういうことになります…か。

隊長

では30分くらい待ちたまえ。免許証スキャナして切り張りしてくるから。

勅使河原

待てー?!切り張りって何ー?!

隊長

む、口が滑った。

勅使河原

やっぱり駄目だあんた!えーと、どうしよう…。

隊長

ふむ、では免許証のコピーを郵送しようか?

勅使河原

む…私の住所を明かさないといけませんがまあ仕方ないですね……休日とかに全身赤タイツで窓ガラス破って侵入してきたら刺しますからね…?

隊長

では平日にゲフンゲフン……では切り張りした画像を印刷して。

勅使河原

コラーっ!

隊長

いちいち五月蝿いな。こんなに譲歩しているというのに何が気に入らないと。

勅使河原

だから身分証を偽造するなと!

隊長

……どこにそんな証拠が?

勅使河原

え?いや、そりゃ素人目には単なるコピーに見えますけど……

隊長

では問題ないではないか。

勅使河原

いやまて絶対大剛寺凱は違うー!


隊長

ところで勅使河原君。いきなり話を変えるが、銀行のサイトにログインする時や、代金支払のためにクレジットカード番号を入力する時など、SSL(Secure Sockets Layer)通信を行うがアレは何のために行うのか知っているかね。

勅使河原

本当にすっぱり変えますね……えーと、盗聴、改ざん、なりすましの防止でしょうか?

隊長

うむ、今回はなりすましに注目して見ていくことにするが、SSL暗号化でなりすましを防止するためにデジタル証明書という技術を使用することになる。
この技術でどうして『なりすまし』の防止―つまり「そのURLが詐欺サイトではなく本物の銀行のURLだよ」というところを確認できるかというと、簡単に言えば“信頼できる他人”(認証局)が証明してくれるからだ。

勅使河原

ああ、はいはい。よく聞くところではベリサインとかですね。証明書がくっついているからそのURLが本物だと…

隊長

いやそれは違うぞ、勅使河原君。実のところ単に証明書を作るだけなら誰でもできる。どこかの悪の秘密結社が「ここは××銀行です」と偽の証明書を発行するかもしれん。

勅使河原

つまり証明が正しい証明が必要、と? キリが無いじゃないですか。

隊長

そこでSSL通信を行う場合、クラアントの通信プログラム――例えばInternet Explorer に「この人の証明は信用して大丈夫だ」と登録してある。
どこで確認するかというと、インターネットのプロパティからコンテンツタブの証明書ボタンをクリック。でもって「信頼されたルート証明機関」を見てみるとよい。ここに先ほどのベリサインも載っているはずだ。

つまり我々は「大マイクロソフト様が詐欺会社に荷担するはずが無いからこの認証局は信頼できる。信頼できる認証局が発行しているからこの証明書は信頼できる。」と言う手順で本物だと確認するわけだ。

勅使河原

もし、怪しい会社日本ペ(PE)リサインが認証していた場合はどうなるんです?

隊長

その場合、警告が出るはずだ。「このセキュリティ証明書は、信頼する会社から発行されていません」とかだったと思うが。これも『大マクロソフト様は怪しい会社日本ペ(PE)リサインを信用していない』から怪しいなと判断がつくわけだな。


隊長

さて、ここらで話を戻すとして。

「米国では実名での情報発信、実名での反論が主流で、信用性を保っている。匿名のコメントスクラムが起こりやすい日本では、ブログがそこまで力を持つか疑問」(小倉弁護士)

『発言の信頼性を担保するために実名を求める』という事態を想定する場合――
――正直なところもっと突っ込んで『実名を何に使うか』という話もすべきところだが、小倉君の諸所の発言から違法行為を追及するためと判断し、そのために利用するものとして話を続ける。
すると『違法行為追求』のための本人確認なので、当然なりすましなどあってはならない。

勅使河原

大剛寺凱さんを名誉毀損で訴えてみたら実は無関係…なんて洒落になりませんからね。

隊長

故に本人確認はある程度以上の信頼性が必要になってくる。例えば、「若隠居の徒然日記:びっくりした。」で発言している小倉君は本物かどうかを確認するにはどうすればよいか?

勅使河原

その記事でのkohmiyaさんの発言(2005-04-07 23:16:17)通りですね。本人のブログで証明してもらえれば…っと、証明の証明が必要なんでしたっけ?弁護士小倉秀夫のブログであるという証明はHotwired Japanがしてくれるのではないでしょうか?

隊長

残念ながらそれで充分か不充分かはわからないな。つまり「Hotwired Japan は証明局として信頼できるのか」という問題が発生する。Hotwired Japan はもとより証明のために存在しているわけではないし、実はHotwired Japan が悪の秘密結社のブラック小倉に騙されている可能性も否定できない。

勅使河原

いや、何もそこまで……。

隊長

そうだな。普通はそこまでしないし、する必要が無い。先ほどの証明書の話でも、マイクロソフトが100%安全なわけではないが、そこまで行けば十分に信頼してよかろう、と妥協して納得する。お金をいくらかけて守ってもきりがないからな。
この場合も『Hotwired Japan の連載(?)として出されているから、どこかの誰かが適当な名前を騙っているわけではないだろう』で充分だと納得するものも多いだろう。
そこには『例え小倉君が偽者だったとしてもユーザはたいして損をしない。』『Hotwired Japan を騙すリスクと、騙して得られるメリットのバランスも合わない。だからそんな犯罪者はいないだろう。』という考えがある。だから“信頼性のない認証局「Hotwired Japan」の証明”でも納得できる。
しかし、『違法行為追求』のための本人証明として不充分なのは間違いない。第一この手法で「そこそこ」証明可能なのはごく一部の人間だ。

勅使河原

確かに我々全員が個人で『納得いくレベル』の認証手段を用意しろって言うのはいくらなんでも…。

隊長

そして、それらも用意できない状態で、ただ実名を名乗ることを是とするのは論外だ。
真面目に個人情報晒している人間の「ストーカー被害」を増加させ、偽情報を公開している人間は安穏と……これでは現状以下ではないか。

勅使河原

しかし小倉先生はこうも述べています

その上で、他人を批判する際に継続的に使用しているHNを用いても構わないと思いますが、その場合、そのHNと現実社会の「私」とが容易にトレースできるようにしておく必要があると思っています。トレーサビリティの低いHNって、結局、いくらでも使い捨てができるわけですし、一線を越えた場合の訴訟リスクも著しく提言してしまうわけですから、その言動の責任から予め逃げているということができるわけです。それは他人の言動を批判するものとしてはいかがなものかと思うのです。

とりあえずハンドルネームの使用でストーカー対策をし、必要な時はハンドルネームから実名を探索す……あれ?

隊長

いやはや困ったことだな。結局ハンドルネーム―すなわち仮名で隠しても、それだけでは問題は何ら解決しない。ハンドルネームと実名を結びつける『認証局が必要』という点と、『個人情報が“容易”にトレースされてしまう』点が全く解決しない。

勅使河原

認証局の問題は仕方が無いとして、『容易に』といってもそんなストーカーに渡すとかするとは思えませんけど……。

隊長

ということはやはり何らかの実名トレースの制限は必要ということだろう?
このあたりは私も以前にも述べた話だが、こんどは『情報開示請求者がマトモかどうかの証明』をしなければならなくなり、やはり『容易』とはいえないな。
だったら今のままで、裁判所の許可が必要とかでよいことだと思うが?

勅使河原

確かに今より簡単に知れるようにというのが小倉先生の発言でしたけど。……つまりやっぱり実名公開は不要だと?

隊長

正確には小倉君の言う「実名」には現時点ではたいした意味がない自己満足の域を出んよ。実名を公開する側もそれを確認する側もな。
今のまま単に『実名マンセー』と言われてもメリットに比べてデメリットが大きすぎるから賛成しようがない。少なくとも必要な『自説の補強』がなされないことには。
ところで話は変わるがちょっと面白いものを挙げようか?

レッシグ教授は昨年の段階で、このように言っています。

 私が語ったのは、あらゆるプライバシーを破壊しようとする法的なトレンドがあるということだ。愛国者法のような愚劣な法律は、どんな形のプライバシーも事実上根絶やしにしている。これに対応するには2つの道が考えられる。第一の道は、絶対的な匿名性を擁護し、そのためのシステムを構築することだ。そして第二は、仮名での活動に対する効果的な保護を確立することだ。ここでいう仮名とは、トランザクションをトレースしてユーザを特定することは可能だが、実際にトレースをおこなうためには捜査令状のようなものが要求されるシステムのことを指している。わたしは政府がこのようなシステムを構築すべきだとはいわないが、こういったシステムが許可され、奨励されるべきだと考えている。

 私の見方では、前者を選んでも前進は見込めないが、後者を推進してゆくことができればプライバシーを大いに向上させられる。仮名のアイデンティティに対する確固とした倫理とアーキテクチャは、適切に保護されれば、われわれに今日以上のプライバシーをもたらすだろう。

 この問題意識は、私のそれと非常に近いものです(まあ、レッシグ教授とは、もともと活動の内容が結構かぶるのですが。)。

勅使河原

うそつけええええええええええええええっ!

隊長

ま、アメリカでもプライバシーに配慮するのは日本と変わらんよ。
それはともかく小倉君の引用元の記事『典型的Declan:「速報!匿名性の排除発言にレッシグが返答」』から抜粋しよう。

ここでいう仮名とは、トランザクションをトレースしてユーザを特定することは可能だが、実際にトレースをおこなうためには捜査令状のようなものが要求されるシステムのことを指している。

この原文で結局レッシグ教授がしていることは、匿名性を排除しない…正確にはプライバシー破壊に対応するために『完全匿名の道』と『トレース可能だがトレースには審査のかかる匿名』の二種類あり、その後者を推奨しただけだ。個人情報を非公開にしてプライバシーを守ることは重要であり排除しろなんていってないぞという反論なのだよ。小倉君はまた適当にレッシグ教授の発言を拾って戯けたことを言っているから頭が痛い。

幸か不幸か、アメリカも日本も、政府に都合の悪い発言を実名で行ったからといって、逮捕されたり暗殺されたりという社会ではないので、「絶対的な匿名性」を保障する必要性は、「絶対的な匿名性が保障されたシステムが利用されてしまえば違法行為の責任者を追跡することができない状態」を解消する必要性に比べて、低いと考えるのが一般的です

したがって、「その発言を行ったのは私である」ということをみだりに公衆に知られないという意味での「対公衆匿名性」を少なくとも社会から勝ち取るためには、レッシグが言うところの仮名システムを早期に構築していくことによって、「絶対的な匿名性が保障されたシステムが利用されてしまえば違法行為の責任者を追跡することができない状態」を快く思わない社会の要請との間で、妥協点を見いだす必要があるように思うのです

いいかね、勅使河原君。レッシグ教授は、プライバシーは守られるべきという大前提の上で、それでもトレースの必要があるとき『非常に強い』いいか?『情報を得るために非常に強い捜査令状的なものを要求されるシステム』を主張している。念のために言っておくが、この「非常に強い」というのは、『非常に強い命令でない限り公開されない』ということだ。前後の文脈を読めばわかると思うが。

だからレッシグ教授は『違法行為を快く思わないから、責任者を追跡する為に匿名性を妥協しよう』などとはこれっぽっちも述べていないのだよ。レッシグ教授は「現在のわれわれの社会では、そうした監視行為はほとんど何の説明もなしにおこなわれている。」ということを問題視している。トレースを取る必要はあるのだが、取るならばきちんと手順が明らかであり、適切に審査されるべき。そういう話なのだ。

勅使河原

……むしろ逆ですね、後半部分が。

隊長

全く…活動の内容がかぶっておっても、本質が全く逆ではレッシグ教授の主張を引用しても何の意味もなかろうに。

勅使河原

繰り返すが、わたしはそのような発言は一切していない。実際、スタンフォードCISの仕事の多くはそういった種類の匿名性を弁護することなのだ。だからこそ、仮名を選択する権利を支持するという私の議論を、Declanが一体何を根拠にして“匿名性への反対”に歪めているのかは理解しがたい。

Declan氏を小倉先生に換えても通じそうです…ね。

隊長

ファイルローグ事件の話題でも述べたが、小倉君は自分の意見に都合のいいところだけ抜粋して証拠にするような手法が多いように思われるな。

それは他人の言動を批判するものとしてはいかがなものかと思うのです。

実名であっても無責任なことを言っていかんということは変わらんのだ。無責任に匿名批判を標榜しても百害あって一理なしだと思うぞ。反論に対する解決策なり何なりが無ければな。他の者ならともかく『批判を批判する』者ならばわかることだろう。

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コメント
この記事へのコメント
名前
大剛寺凱
うむ。レッドらしい良い名前だ。
しかし欲を言えば「赤」の字を入れてほしかったです。
そんな事よりも本部の位置はばらさないようにしてくれないかな。よいこのみんながあそびにきてしまうではないか。

今日のチェック
 微妙
  よいか良いこの諸君!
  ログインするときや

 文字抜け
  真面目個人情報晒している人間の
2005/04/13(水) 07:10:29 | URL | サヨシルバー #mQop/nM.[ 編集]
そうか、隊長さんの本名はヤマダジロウさんなんですね!!
そして2196年にナデシコに乗艦して死んじゃうですね。
…あれ?そうすると後190年は生きられるんだ、すごいや隊長(笑)
2005/04/13(水) 11:05:26 | URL | 通行人D #-[ 編集]
つまり・・・
隊長は十傑衆だったんだよ! 秘密基地はBF団日本支部だったのさ!
2005/04/13(水) 20:46:15 | URL | JSF #-[ 編集]
今週の元ネタ発見大賞ー>通行人Dさんにはサヨレンジャーグッズがありませんー


BF団て皇居が本拠地なの?!
2005/04/14(木) 01:49:28 | URL | サスケット #-[ 編集]
隊長おはつです~
>自分の意見に都合のいいところだけ抜粋して証拠にするような手法が多いように思われるな。

最高裁判所への上告するときとかって、すごいですよ。
弁護士なら、これくらいのことはやってあたりまえです。というか自分の都合の良いところだけを集めて、判決文を批判することは、必須ですから。というか、これがうまくないと、最高裁まで争う刑事弁護なんて、出来ないんじゃないですかね?むしろ、こういう手法が出来る弁護士のほうが、有能なのかもしれません。
2005/04/24(日) 01:18:01 | URL | こう #-[ 編集]
>弁護士なら、これくらいのことはやってあたりまえです。
それ意図的にやってるなら、そんな引用したら(知らない人間はともかく)知ってる人間からコメントがいっぱいついて当然なんですよね…

いや、天然であっても、コメント寄せて批判するでしょうけど。
2005/04/24(日) 22:38:07 | URL | サスケット #-[ 編集]
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とうとうリアルにまで自分の主張を広げるつもりですか。 こんな記事にコメントしちゃって(笑) 悪名すらも売名に利用するその商魂たくましさが素敵です。 大流行「ブログ」でストーカーに狙われる ブログの「2ちゃんねる化」  ブログに潜む問題は、これだけではない。深.
2005/04/13(水) 06:59:50 | 幻影随想 別館
読売ウィークリーに匿名ブログを批判した記事が掲載された件について。
2005/04/13(水) 20:39:20 | Scott's scribble - 雑記。
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